酵素風呂&酵素浴サロン
日本では、昔の人は平熱が37度近くあるのが普通と言われていましたが、現在生きている人たちは36.5度前後~37度以下が健康な生活を送るための理想体温とされており、中には35度台の体温の人も珍しくなくなってきました。
この理由としては、仕事や人間関係のストレス、運動不足による筋力の低下、さらに温暖化の進行などでエアコンを使用する時間が長くなり体温調整機能が弱まっていることなどが考えられています。
そして、平熱が上がることのデメリットは、暑い夏の時期にエアコンの使用や冷たい飲み物の飲みすぎが一因となり起こりやすい「身体の冷え」であり、この冷えが何かしらの病気を引き起こす原因になる可能性もあることです。
そんな「身体の冷え」対策として、近年女性や高齢の方に人気になりつつある方法が「酵素風呂」です。いわゆる温泉を利用したり自宅の湯舟に浸かることを指しますが、酵素風呂に入ることは身体を外側から温めて血行を良くし、副交感神経を優位にして睡眠の質を上げると言われており、美肌を保つためにも欠かせない習慣であると言われています。
たとえば、最近注目されている酵素風呂のサービスに、京都のハイアットリージェンシーホテルで楽しめる「酵素浴えん」がありますが、ここでは奈良県吉野の直送された天然ヒノキの新鮮な香りと森林浴のような心地良さで身体の芯から温まる深いリラクゼーションを体験でき、これらの体験は冷え対策のほか肩こりやダイエット、ツルツル美肌にも最適のようです。また、胃腸などの内臓が温まることで、老廃物や毒素のデトックスにも良いと注目されています。
ぜひ一度、酵素風呂がある温泉施設の大浴場や露天風呂、岩盤浴、ひのき風呂、足湯を利用してみてはいかがでしょうか。
(参考文献: Anda Bay Vol.10 / 有限会社尚文社,2019)